日々の独り言を通して、熱い介護職人たちの集う
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になったらいいな
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プロフィール
HN:
DIO
HP:
性別:
男性
職業:
介護士(来年度から看護学生)
自己紹介:
4月から看護学生になります。
職業 介護士ではなくなってしまうので、”介護士の独り言”ではなくなってしまうのかなぁ。
4月からは”看護学生の独り言”?
う~ん、微妙・・・。
職業 介護士ではなくなってしまうので、”介護士の独り言”ではなくなってしまうのかなぁ。
4月からは”看護学生の独り言”?
う~ん、微妙・・・。
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『サキチ』さんの悩み事
この方は職員達からは、名字ではなくサキチさんと名前で呼ばれています。
ある日、面会にみえた息子さんに、深刻そうに話をしているのが聞こえてきました。
サ「みんな俺のこと、サキチさんサキチさんって呼んで来るんだよ。」
息「同じ名字の人が他にいるんだろう?嫌なのか?」
サ「いや、嫌じゃないんだけどよ、どうして俺はサキチって名前なんだ?」
それを息子に聞くか!?
聞かれても困るだろう。
しかし、息子さん冷静にまじめにこう言った。
息「じいさんが、あんたの親父がつけたんだから、しょうがないだろう。じいさんに聞けばいいだろ。」
じいさんもういないだろう!
どこまで聞きに行けっていうんだ。
それを聞いて、
サ「そうか。」
納得するのか!?
私は本人が気にしているなら良くないなと思い、息子さんの帰り際に話をしたら息子さんはこう言っていました。
息「サキチはサキチなんでしょうがないですよ。全然大丈夫なんで、気にしないで下さい。だってサキチなんですから。」
いいんだ…。
後日談、
『サキチ』の父親は『デンキチ』だった。
その後も、サキチさんで通ってましたが、本日グループホームに退所されていきました。
最後の夜は、女性の個室から半けつで出てくるという、誤解を受けそうなシチュエーションがありました。
トイレがわからなくなって、そこのトイレを使っていたらしいのですが、少しいじわるして「夜這いですか」と聞くと、事の重大さに気づいたのか、焦って弁解していました。
最後まで楽しませてくれたサキチさんに一票です。
笑いをありがとう。
これからもどうかお元気で。
この方は職員達からは、名字ではなくサキチさんと名前で呼ばれています。
ある日、面会にみえた息子さんに、深刻そうに話をしているのが聞こえてきました。
サ「みんな俺のこと、サキチさんサキチさんって呼んで来るんだよ。」
息「同じ名字の人が他にいるんだろう?嫌なのか?」
サ「いや、嫌じゃないんだけどよ、どうして俺はサキチって名前なんだ?」
それを息子に聞くか!?
聞かれても困るだろう。
しかし、息子さん冷静にまじめにこう言った。
息「じいさんが、あんたの親父がつけたんだから、しょうがないだろう。じいさんに聞けばいいだろ。」
じいさんもういないだろう!
どこまで聞きに行けっていうんだ。
それを聞いて、
サ「そうか。」
納得するのか!?
私は本人が気にしているなら良くないなと思い、息子さんの帰り際に話をしたら息子さんはこう言っていました。
息「サキチはサキチなんでしょうがないですよ。全然大丈夫なんで、気にしないで下さい。だってサキチなんですから。」
いいんだ…。
後日談、
『サキチ』の父親は『デンキチ』だった。
その後も、サキチさんで通ってましたが、本日グループホームに退所されていきました。
最後の夜は、女性の個室から半けつで出てくるという、誤解を受けそうなシチュエーションがありました。
トイレがわからなくなって、そこのトイレを使っていたらしいのですが、少しいじわるして「夜這いですか」と聞くと、事の重大さに気づいたのか、焦って弁解していました。
最後まで楽しませてくれたサキチさんに一票です。
笑いをありがとう。
これからもどうかお元気で。
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無題
う~ん、根本的で素朴な疑問ですね。
以前、「バリデーション」の本の中に、
「高齢者をファーストネーム」で呼んであげてください。
と記述してあったのを思い出しました。
なんでも、姓より名前の方が子供の頃から呼ばれていて、親しみがあるから...
というような内容だったように思いますが、
(アメリカかどこかの本なので、向こうなら当然そうでしょうね。)
疑問に思ってしまう人もいるんですね。
とても面白かったです。(^_^)
以前、「バリデーション」の本の中に、
「高齢者をファーストネーム」で呼んであげてください。
と記述してあったのを思い出しました。
なんでも、姓より名前の方が子供の頃から呼ばれていて、親しみがあるから...
というような内容だったように思いますが、
(アメリカかどこかの本なので、向こうなら当然そうでしょうね。)
疑問に思ってしまう人もいるんですね。
とても面白かったです。(^_^)
無題
>こでまりさん
そういった本もあるんですね?
呼び方って難しいです。
尊厳やらなんやらと考えれば、苗字にさん付けが一番無難だと思いますが、なんか事務的というか暖かみが感じられないんですよ。
かといって愛称だと、人生の先輩に向かってそれはないだろうと思いますし、なんか子供扱いしている印象を受けてしまいますね。
もちろん喜んでくださる方もたくさんいますけど・・・。
私は一番なのは、ある程度の関係が築けてからの名前にさん付けかなと。
個々に合わせられればいいですけど、あまり呼び方で嫌がったり、喜んだりって察しにくいです。
最後になりましたが、お立ちよりありがとうございました。
また、おいでください。
そういった本もあるんですね?
呼び方って難しいです。
尊厳やらなんやらと考えれば、苗字にさん付けが一番無難だと思いますが、なんか事務的というか暖かみが感じられないんですよ。
かといって愛称だと、人生の先輩に向かってそれはないだろうと思いますし、なんか子供扱いしている印象を受けてしまいますね。
もちろん喜んでくださる方もたくさんいますけど・・・。
私は一番なのは、ある程度の関係が築けてからの名前にさん付けかなと。
個々に合わせられればいいですけど、あまり呼び方で嫌がったり、喜んだりって察しにくいです。
最後になりましたが、お立ちよりありがとうございました。
また、おいでください。
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